テーラーメイドのSIM MAXドライバーの特徴・スペック・シャフトについて取り上げます。また、発売日・発売価格も決まりましたので、合わせて取り上げます。
目次
SIM MAXドライバーの特徴
SIM シリーズのドライバーは、SIMドライバーとSIM MAXドライバーの2種類あります。
SIMドライバーは調整機能付きのアスリート向けモデル、SIM MAXドライバーはオートマチックなアベレージゴルファー向けモデルです。
空気抵抗を抑えた斜めデザイン
ソールセンターにモデル名が記載された形状は、M6と酷似しています。しかし、ウェイトを兼ねたこの突起物は、斜めに設置され非対称になっています。
この形状は、スイング後半からインパクトにかけて、空気抵抗を少なくするためのものです。抵抗が少なくスイングすることで、ヘッドスピードが速くなります。
大きな慣性モーメントで直進性・ミスの許容性がアップ
ヘッドを横から見てみると、またもM6と酷似しているように見えます。しかし、SIMの方がソール後方にかけて設置されているウェイト部が長く、大きくなっています。
ヘッドの軽量化を進め、余剰重量をソール後方の低い箇所に配置することで、超低重心・超深重心になっています。
SIM MAXドライバーは高MOI(大きな慣性モーメント)で、直進性とミスへの許容性に優れています。
スピードインジェクションのツイストフェース
SIM MAXドライバーのフェースは、スピードインジェクションにより最大反発に調整されており、ツイストフェースも引き続き搭載されています。
優れた反発性能で、打点がバラついてもセンターに飛ばしやすくなっています。
スピードポケットによりフェース下寄りの反発をカバー
フェースの直ぐ後ろのソール部には、貫通型のスピードポケットが搭載されています。フェースの下目でヒットした場合でも、無駄なスピンを抑えて飛距離のロスを軽減してくれます。
SIMドライバーよりもSIM MAXはフェースが大きい
SIM MAXドライバーとSIMドライバーでは、フェース面積が異なっています。SIM MAXドライバーの方が8%大きくなっていますので、よりやさしくなっています。
SIM MAX ドライバーのスペック
ロフト角 | 9° | 10.5° | 12° |
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ライ角 | 56° | ||
ヘッド体積 | 460cc |
ロフト角は9~12°までの3種類となっています。なお、レフトハンドモデルは、9°と10.5°のみで、12°はありません。
SIM MAXドライバーのシャフト一覧
- TENSEI BLUE TM50(S、SR、R):45.75インチ
- Tour AD XC-6(S):45.25インチ
- Speeder 661 EVOLUTION VI(S):45.25インチ
- Diamana ZF60(S):45.25インチ
SIM MAXドライバーの発売日と発売価格
SIM MAXドライバーの発売日はテーラーメイドから発表がなされています。2020年2月7日の金曜日が発売日として予定されています。
発売価格は、TENSEI BLUE TM50を装着したモデルが73,000円、その他のシャフト3種を装着したモデルが90,000円となっています。