当サイトには広告が掲載されます

重心角が大きいドライバーでスライス改善する理由!

目次

ゴルファーの8割がスライサー!?

日本人のアベレージゴルファーの内、スライスに悩む人の割合は8割とも言われています。

ゴルフメーカーがリリースするドライバーの商品PRを見ると、「つかまりが良い」、「スライサー向き」、「ドロー仕様」といった文言をよく見かけますので、スライサーが極めて多いのは間違いないでしょう。

殆どのゴルファーがスライスに悩んでいる!

スライスを改善する2つの要素

スライスを改善する要素は、大きく分けて2つに分かれます。一つは「スイング改善」、もう一つは「適切なクラブ選」びです。

当サイトはクラブ解説をテーマにしていますので、後者の「適切なクラブ選び」について解説します。

スライスには「スイング改善」と「適切なクラブ選び」のアプローチで改善する

スライサー向けのクラブで重要なのは、重心角

さて、ここでようやくタイトルに出てくる「重心角」というキーワードが登場しました。

スライスを改善する上で、重心角が関係し重要となるメカニズムを見ていきましょう。

スライスの大きな原因は、フェースの開き

スライスが出てしまう原因はいくつかあります。中でも主な原因の一つが「インパクトの際にフェースが開いている」ことです。

アドレスの際は、目標方向に対してフェースはスクエアに構えますが、スイングに入り、どこかの時点でフェースが開いてしまい、それを戻りきらないとインパクトの際にフェースが開いた状態でスライスが出てしまいます。

重心角が大きいと、フェースは戻りやすい

フェースを戻してあげるには、スイング改善することが重要ですが、一方で、ゴルフクラブにもフェースが戻りやすいものと戻りにくいものがあります。

一般に、アスリート向けと言われる上級者が使うモデルはフェースが返り難く、アベレージ・シニア向けと言われるモデルはフェースが返りやすくなっています。

フェースの返りやすさをアピールしているクラブは、殆どがアベレージ・シニア向けと考えて良いでしょう。

そして、フェースを返りやすくする重要な設計要素の一つが、重心角の大きさです。重心角は大きければ大きいほど、フェースはオートマチックに返りやすくなります。

そもそも重心角とは?

重心角とは、横向き(地面と平行)にシャフトだけで支えた時に、フェースが垂直方向から傾く角度です。

実際に見てみたい方は、ドライバーをシャフト部分だけ机の上に載せ、ヘッドをはみ出させてみてください。この時、フェースは少し上を向く方向で落ち着きます。これが重心角です。

物理的にヘッドはこの状態が自然なので、重心角が大きいほどヘッドはフェース方向に回転しやすくなります。つまり、フェースは閉じる方向に作用します。重心角が大きいと、インパクトの際にフェースが閉じる方向に作用する力が大きくなり、スライスの主な原因となる「フェースの開き」が抑えられます。

重心角が大きいとは?目安はどれぐらいか?

重心角が大きいとは、一体、どれぐらいの大きさか?大きな重心角と言われても、基準値が分からないと実際のゴルフクラブ選びの参考になりません。

重心角などのスペックは、時の経過と共に一般的な値が変わってきますが、この記事を書いている時点では、27°ぐらいを超えると大きい方に分類されます。

最近のスライス改善を謳った重心角が大きいドライバーは、30~34°ありますので、スライスに大きく悩まされている方は、重心角が30°以上のドライバーを選ぶと良いでしょう。

スライス改善には重心角30°以上のドライバーがおすすめ
タイトルとURLをコピーしました