EPIC MAXドライバー、EPIC SPEEDドライバーがルール適合リストに掲載され、キャロウェイの2021年の新作が明らかになりました。
この新たなドライバーでは、ジェイルブレイクの形状が変わり、大きく進化しているようです。
JAIL BREAKは2017年のGBB EPICから搭載されている
キャロウェイのドライバーには、2017年のGBB EPICからJAIL BREAKテクノロジーが搭載されています。
フェースの直ぐ後ろに2本の柱を縦に設置し、無駄なヘッドのたわみを抑えるという構造です。これによりボールスピードのアップを図り、より飛距離が出るというメカニズムです。
その後、軽量化などにより若干の形状変化はあったものの、2018年のROGUE、2019年のEPIC FLASH、2020年のMAVRIKにも、基本的に同じ形状でジェイルブレイクは搭載されています。
テーラーメイドで言うツイストフェースやスピードポケットのように、ジャイルブレイクはキャロウェイにとって欠かせない主要なテクノロジーの１つとなっています。
2021年はBARからFRAMEに進化
そして、2021年モデルと言われているEPIC MAXドライバー、EPIC SPEEDドライバーにも、ジェイルブレイクは搭載されています。
ただし、形状が大きく変化していて、2本の柱から四角い枠に変化しています。
詳細は2021年1月20日に情報解禁とされていますが、単純に縦の棒から上下左右に辺を有する構造になっていますので、縦方向に加えて横方向にも同様の効果を持たせたのではないかと思われます。
つまり、フェースの直ぐ後ろのヘッド剛性をより高め、無駄なヘッドの撓みを縦だけでなく横にもさせず、インパクトエネルギーのロスを抑えていると考えられます。
Ｊａｉｌｂｒｅａｋ Ｓｐｅｅｄ Ｆｒａｍｅ
新たなテクノロジーは、トレードマークから「Ｊａｉｌｂｒｅａｋ Ｓｐｅｅｄ Ｆｒａｍｅ」という名称となるようです。
Take your game to the next level. 🏌️♂️ 📈 @StephenCurry30‘s ready to elevate his game with Speed Frame. pic.twitter.com/oxkKj10nd2
— Callaway Golf (@CallawayGolf) January 7, 2021
詳しい情報はまだ出ていませんが、海外ではスピードフレームという名称でSNSに投稿されています。
キャロウェイはスーパーコンピューターを用いたAIによるシミュレーションを得意としていますので、このフレーム形状がよりボールスピードをアップしてくれるという試算を十分に得ていると思われます。
個人的には、上下に加えて左右にも働くことで、ミスへの強さも発揮してくれるのではないかと期待しています。
