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ドライバ―のディープ・シャローとは?意味と違いを解説

ドライバ―の形状を表すディープ・シャローという表現について、どのように使い、どのような意味があるのか解説します。

目次

ディープ・シャローとは?

ゴルフクラブのヘッドに関する話の中で、ディープ・シャローという表現が頻繁に出てきます。恐らく英語だろうということは想像がついた方も多いと思いまます。

まず、それぞれの意味を見てみましょう。

  • ディープ(deep):深い(奥行などが)
  • シャロー(sharrow):浅い(容器などが)

ディープは深い、シャローは浅いですから、この二つは対義語です。

ゴルフで言うディープとシャロー

ゴルフで言うディープとシャローは、他の言葉と合わせて使われることがしばしばです。

例えばこのような使われ方をされます。

(1)ディープフェース/シャローフェース

(2)ディープ/シャロー

(3)ディープヘッド/シャローヘッド

(4)ディープバック/シャローバック

恐らくこれらの正確な定義というものは存在しません。概ねの使われ方として、(1)、(2)(3)、(4)というグルーピングになり、意味も若干違ってきます。

ディープフェース/シャローフェースとは?

ディープフェース、シャローフェースは、フェースの高さが深い・浅いで使われます。

フェースがディープ、シャローといった言い方で、本来の形容でも使われます。

一般に、シャローフェースは初心者、ディープフェースは上級者と言われています。

この後の説明も関係してくるのですが、シャローフェースはシャローヘッドのことが多く、球が上がりやすい、ミスに強い、真っすぐ飛びやすくなっています。

反対にディープフェースはディープヘッドのことが多く、弾道の高さが抑えられ、低スピン、そして、球筋を操作しやすくなっています。

ここがPOINT!

  • ディープフェースは上級者向け、シャローフェースは初心者向け

ディープ/シャロー、ディープヘッド/シャローヘッドとは?

次に、ディープ/シャロー、ディープヘッド/シャローヘッドですが、文脈にもよりますが、これは概ね同じ意味で使われています。

ヘッドを横から見た時に、高さ・厚みがあるものをディープ、高さ・厚みがなく平べったいものをシャローと言います。

ここでお気づきの方もいると思いますが、フェースがディープであれば、ヘッド前方は高さがありますので、ヘッド形状もディープになりがちです。反対に、フェースがシャローであれば、ヘッド形状も薄くシャローになりがちです。

ですから、ディープ・シャローは、フェースかヘッド全体かを特定せず、全てに対して使われることもあります。

一般に、シャローヘッドは初心者、ディープヘッドは上級者に向いていると言われています。理由は、先ほどのフェースのところと同じになりまして、弾道の高さ、ミスの許容性、直進性に違いが出るためです。

ここがPOINT!

  • ディープフェースだとディープヘッド、シャローフェースだとシャローヘッドのことが多い

ディープバック/シャローバックとは?

最後にディープバックとシャローバックですが、これはディープ/シャロー、ディープヘッド/シャローヘッドと微妙な違いがあります。

引用:https://www.mizunoshop.net/

ディープバック・シャローバックは、文字通りヘッドの後方(バック)がディープかシャローかを表します。ディープバックは後方に高さがありますので、別の言い方でハイバックとも言います。

上の写真で左側のクラブをハイバックと言います。ヘッド後方が右のクラブは一般的な形状でなだらかに下がっていますが、左のクラブは高さがあります。

ハイバック形状のクラブはヘッド体積に上限がある関係でディープヘッドのことが大半です。

ディープヘッドですから、操作性が高く、上級者に適していると言われています。反対にシャローバックの場合、ヘッド後方が薄く・低く・長くなっていますので、重心が深く・低いため、球が上がりやすく直進性の高い弾道が出ます。そのため、初心者に適していると言われています。

ここがPOINT!

  • ディープバックとハイバックは同じ

まとめ

ゴルフクラブの説明の中で頻繁に登場する「ディープ」と「シャロー」について、4種類の表現方法を解説しました。

いずれもシャロー=初心者向け、ディープ=上級者向けといった意味合いを持って使われることが大半です。

どんな意味で使われているか分からなくなった場合、フェース、ヘッド全体、ヘッド後方の何れに付いて語られているかを把握して、ディープ=深い、シャロー=浅いの本来の意味を当てはめると、背話の内容が分かります。

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