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スライサー向けドライバー おすすめランキングについて
アマチュアゴルファーの中でスライサーの割合は、7割とも8割とも言われています。ゴルフの最も多い悩みともいえるスライスは、スイングを改善することが重要ですが、道具の面からは、スライサーに適したゴルフクラブ、適さないゴルフクラブがあるのも事実です。
この記事では、主に初心者~中級者を対象として、スライサーの方におすすめのドライバーを紹介します。紹介順は筆者がスライス改善の効果が大きいと評価する順にランキング形式で紹介します。
スライスを改善してくれるドライバーの特徴は!?
ドライバーは様々なタイプ向けのモデルがあります。ヘッドスピードが速い人・遅い人、スピンが多い人・少ない人、そして、スライスが出る人・フックが出る人などです。
スライスについては、いくつか重要な設計項目がありますが、スライス改善に効果があるかは重心角で判断することをおすすめします。
スライスの原因は、インパクトの際にフェースが開いていることです。重心角が大きく設定されていると、フェースが返り(戻り)やすく、インパクトの際に開いたままという悪い状態を改善する働きがあります。
重心角とスライスの改善について、詳しい仕組みに興味がある方は、上記の記事をご覧ください。
スライサーにおすすめのドライバーとして、重心角が大きなモデルを3本紹介します。
第1位 PRGR RS Eドライバー
RS Eドライバーは、PRGRから2019年にRSシリーズに追加されたモデルの一つです。最初に発売されたRSドライバーはもともとドローバイアス設計のため、スライスしにくいモデルですが、RS Eは重心角が34°と極めて大きく取ってありますので、明確にスライス改善を意図したモデルとなっています。
ドロー仕様モデルは軽量であることも多いのですが、クラブ重量は約298~308gと一般的な重量感です。一般的なドライバーで重さが気にならずちょうど良い方、そして、スライスが酷く出る方は、是非、試してみてもらいたいモデルdす。なお、軽いドライバーを扱いたい方は、RS REDドライバーという約30g軽量化されたモデルがありますので、そちらがおすすめです。
第2位 ヤマハ インプレスUD+2ドライバー
2017年に初代が発売され、ドライバー・アイアンともに大人気となったインプレスUD+2ドライバー。2019年モデルも分かりやすい設計で、人気のモデルとなっています。
重心角は33度で、前作よりも1°小さくなっているものの、33°は極めて大きい部類に入ります。クラブ重量は279~286gとやや軽めになっています。
第3位 ブリヂストン PHYZドライバー2019(5代目)
ブリヂストンから3年ぶりにリニューアルされたPHYZドライバー5代目です。クラブ重量は軽いシャフトを選択すると266gとなりますので、かなり軽量なクラブとなります。重心角は32°ありますので、スライサーには適した重心設計となっています。
メーカーによるとヘッドスピード38m/s以下のゴルファーを対象に開発されていると説明されていますので、ヘッドスピードが速くない方、クラブの重さが気になり始めた方でスライスに悩む方にお勧めです。
まとめ
スライサー向けのドライバーとして、重心角の大きさにフォーカスしておすすめモデルを3本取り上げました。
重心角以外にも、短尺、大きなライ角、フェースがクローズなもの等、スライス改善に効果的な設計があります。さらには、カチャカチャ式と呼ばれる角度調整機能により、フェース角を変えられるモデルもあります。
スライス以外にも、弾道高さ、スピン量など、自分にあったモデルがあると思いますので、上記の3本を比較・参考にしながら、最適なモデルを探してみてください。