ドライバーで飛距離を伸ばすには、適切な打ち出し角、ボールスピード、スピン量が必要となります。
本記事では、飛距離アップに重要な3つの要素の内、打ち出し角について、高く上がりづらいゴルファーにおすすめのドライバーを取り上げます。
目次
ドライバーの最適な打ち出し角は?
ドライバーショットに最適な打ち出し角については、13°、14°といった意見や、もっと大き目の角度を推奨する意見もあります。
そもそも、ヘッドスピードやスピン量によっても打ち出し角の最適値は変わってきますので、ゴルフの世界で一意に決まるものではありません。
そんな中でも、大凡14°ぐらいが目安という意見が多く見受けられますので、この辺りを一つの目安にすると良いでしょう。
打ち出し角を高くするには?
打ち出し角が低すぎる場合、スイングを改善する以外に、ゴルフクラブの方から最適なモデル・設定を手にすることも重要です。
ロフト角
打ち出し角を高くするには、基本的にはロフトを大きくしてインパクト面の傾斜をつけることが最も有効な手段の1つです。
低重心
重心設計面では、低重心設計であればあるほど、インパクトの際にヘッドが上を向きやすくなりますので、打ち出し角は高くなる傾向にあります。
重心やロフト角は、調整機能により変えることができるモデルも増えています。試打しても結果がバラついて良くわからないという方は、調整機能があるモデルを買って、じっくり自分にあったセッティングを探すと良いと思います。
ヘッドスピード
ドライバーでは一般的にヘッドスピードが速い人はロフトが小さく、遅い人はロフトが大きいものを使います。
これは、ヘッドスピードが速いほど球が上がりやすくなるためで、ハードヒッター向けモデルでは、調整機能を使ってロフト角6°にできるモデルもあります。
ヘッドスピードが遅い人は、ヘッドスピードが速くなると球が上がりやすくなりますので、軽いクラブ、短いクラブなど、振りやすさをアップすることで球が上がりやすくなることがあります。
打ち出しを高くしたいゴルファー向け!おすすめドライバー ランキング
第1位 テーラーメイド SIM MAXドライバー
テーラーメイドの2020年モデルのSIM MAXドライバーは、ソールセンターに搭載されたイナーシャジェネレータ―が前作のM6ドライバーよりも大きくなっています。
低重心・深重心で、球の上がりやすさと直進性を高めてくれます。
M6ドライバーの方も高弾道が出やすいドライバーですので、コスパを重視される方は、マークダウンしたM6ドライバーの方をおすすめします。
第2位 ゼクシオ エックスドライバー
ゼクシオから新たに誕生したエックスシリーズです。レギュラーモデルよりもややハードで、ゼクシオでは軽すぎると感じていた方に程よいモデルです。
実際、クラブ重量はSスペックで299gありますので、標準的なアベレージゴルファー向けモデルの重量で、しっかりとヘッドの重量を感じて振り抜けることができます。
ゼクシオシリーズのドライバーは、もともとシニアやレディースに人気のドライバーで、球の上がりやすさ、つかまりが良く、やさしく扱えるのが特徴のモデルです。そして、ゼクシオエックスドライバーも球が上がりやすさを備えています。
第3位 キャロウェイ MAVRIK MAXドライバー
キャロウェイのMAVRIKシリーズのMAXモデル。ヘッドサイズはレギュラーモデルのMAVRIKドライバーと同じ460ccですが、投影面背が大きいという意味で「MAX」を付けていると思われます。
ちなみに、キャロウェイだけでなく、テーラーメイド、コブラもやさしい方のモデルに「MAX」と付けていて、PINGのG400 MAXが大人気だったことが影響していると思われます。
キャロウェイのMAVRIK MAXドライバーは、シャローヘッドで球が上がりやすい設計になっています。
ウェイトは、ソール後方に加えて、ヒール寄りにも搭載されていて、球のつかまりが良いのが特徴のモデルです。
打ち出しが低く、右へのミスが多いという方におすすめのドライバーです。
第4位 タイトリストTS1ドライバー
タイトリストのTSシリーズから発売されているTS1ドライバーです。タイトリストはツアープロ向けのモデルを作ることで知られていましたが、TSシリーズはスピードに拘ったモデルとなっています。
TS1ドライバーは、従来のタイトリストでは考えられない275gの軽量モデルで、ゼクシオやPHYZあたりを使っているヘッドスピードが遅めのゴルファーが利用できるモデルです。
現在、使用しているドライバーが重いと感じている方は、軽めのクラブに変えることで、ヘッドスピードが上がる可能性がありますので、試打してみて打ち出し角の変化も確認してみると良いと思います。
第5位 PRGR RS-REDドライバー
PRGRのRSシリーズからは4種類のドライバーが発売されています。後から発売されたRS REDドライバーは、約30g軽量化されながらも、しっかり低重心設計となっています。
クラブ重量はSスペックで278g、SRスペックで273g、Rスペックで271g、R2スペックで270gとなっています。
軽すぎるという方は、同時期に発売のRS Eドライバーも球が上がりやすい設計になっていておすすめです。SRスペックで300gです。