2022年の6月末時点で、国内男子の賞金ランキングの上位者の使用ドライバーについて調べてみました。
男子トッププロが使用しているドライバーは、中・上級者を中心に関心が集まります。
特にハードヒッターの方にとっては、ヘッドスピードが近いプロが使うモデルを参考にすることで、より自分に適したドライバー探しに役立ちます。
*賞金ランキングの順位は、2022年6月末時点での暫定のものです。
目次
第1位の比嘉一貴は、ブリヂストン B1ドライバー プロトタイプ
身長158cmという小柄ながら、今期は前半折り返し時点で1位に着けていて、初のトップ10はおろか、賞金王を狙える最有力候補となっています。
使用しているドライバーは、契約しているブリヂストンのB1ドライバーのプロトタイプモデルです。
Bシリーズは、B1、B2、B3がある中で、B1ドライバーは小ぶりで操作性と低スピン性能に優れたハードヒッター向けのドライバーです。
第2位の桂川有人は、スリクソンのZ785ドライバー
昨季の87位から大幅に躍進し、今期は6月末時点で2位に着けています。2020年にプロに転向したばかりで、若手の有望株の一人です。
使用クラブは、契約するスリクソンのモデルですが、現行のZXシリーズより一つ前のZ85シリーズのモデルで、ディープなZ785ドライバーです。
第3位の星野陸也は、スリクソンのZX5ドライバー
昨季は5位に入り、今期も6月終了時点で3位に着けていて、上位者の常連とも言える存在になってきました。
使用クラブは、契約するスリクソンのZXシリーズのモデルで、寛容性と直進性に優れたZX5ドライバーを選択しています。
スリクソンと契約している男子プロの中では、基本的に殆どのプロがZX7ドライバーを選択していますので、ZX5というのは現時点で恐らくただ一人です。
第4位の今平周吾は、ヤマハのRMX 116ドライバー
2018年・2019年の2年連続の賞金王。昨季は9位と少し順位を落としましたが、今期はここまで再び賞金王を狙える位置につけています。
使用クラブは、恐らくご存知の方も多いと思いますが、今尚、RMX116ドライバーを使い続けています。
ヤマハからはこれまでRMX118、RMX120、RMX VDといったニューモデルが出ていますが、2016年のRMXを愛用されています。
第5位の稲森佑貴は、スリクソン ZX7ドライバー
2018年に3位、昨季は6位に入り、今期はトップ10への定着が図れそうな位置に着けています。
使用するドライバーは、契約するスリクソンのZXシリーズのディープな方のモデル、ZX7ドライバーです。
まとめ
国内男子プロゴルファーの上位5名の使用ドライバーを取り上げました。
クラブの特徴で見ると、4名は操作性が高いディープなモデルで、1名は直進性を重視したシャローなモデルを選択しています。
スリクソン契約プロが3名いることもあってか、全て国内モデルという結果になっています。