タイトリストから発売のVG3ドライバー 2018について、標準で選択可能なシャフト、ロフト角の調整機能について取り上げます。
目次
VG3ドライバー 2018のシャフト
タイトリストのドライバーは、上級者向けという印象を持たれている方も少なくないと思いますが、日本市場向けにVG3というシリーズがリリースされています。
本記事で取り上げているVG3は2018年モデルでシリーズ5代目となります。
軽量でボールのつかまりもあり、アベレージゴルファーが扱いやすいドライバーです。
VG3ドライバー 2018のシャフトラインナップ
VG3ドライバーのシャフトは、公式サイトで4種類紹介されています。
標準シャフトは、タイトリスト VG50(三菱ケミカル社製)に加え、タイトリストVG60(三菱ケミカル社製)、Tour AD IZ-5(グラファイトデザイン社製)、Speeder 569 EVOLUTION IV(フジクラ社製)があります。
シャフト | フレックス | シャフト重量 | トルク | 調子 |
---|---|---|---|---|
タイトリスト VG50 | R | 46g | 4.7° | 先中調子 |
タイトリスト VG50 | SR | 48g | 4.6° | 先中調子 |
タイトリスト VG50 | S | 50g | 4.5° | 先中調子 |
タイトリストVG60 | SR | 58g | 3.6° | 中調子 |
タイトリストVG60 | S | 60g | 3.5° | 中調子 |
Tour AD IZ-5 | S | 56g | 4.4° | 中調子 |
Speeder 569 EVOLUTION IV | S | 59g | 4.6° | 中調子 |
VG3ドライバー 2018のロフト角の調整方法
SURE FIT Hoselについて
VG3ドライバー 2018にはSURE FIT Hoselと呼ばれるロフト角・ライ角の調整機能が搭載されています。
テーラーメイドやPINGの可変スリーブとは少し造りが異なっていて、可変スリーブとホーゼルの間に、調整リングが挟まっています。
調整リングと可変スリーブの組み合わせを変えてホーゼルに刺し直すことで、ロフト角・ライ角を独立的に調整することができます。
ロフト角とライ角を個別に調整できる
一般的に多い調整リングが無いタイプの場合、ロフト角とライ角の組み合わせが予め決められていて、個別に調整できませんが、タイトリストの場合は、独立していて自由度が高い点が特徴です。
調整は、可変スリーブとリングに4種類のポジションがありますので、4×4=16通りの設定が可能となっています。
ロフト角・ライ角の設定値
ロフト角・ライ角共に、‐1°、0°、1°、2°に設定することができます。スリーブには1、2、3、4、リングにはA、B、C、Dと記載されていて、これらの組み合わせにより設定を選択します。