テーラーメイドからSIMとグローレの融合モデル、「SIMグローレドライバー」が発売されています。
ドローバイアス設計で、スライサー向けのクラブとして注目されていまして、前作のMグローレとの比較が気になるところです。
ストーレーとに言ってしまうと、「SIMグローレは、つかまるのかどうか」がスライサーにとっては最大の関心事とも言えます。
この件について、スライサーのアマチュアゴルファーがSIMグローレを試打した結果が興味深いので取り上げます。
アマチュアのスライサーがSIMグローレを試打
こちらはPika golfさんの投稿動画です。Pika golfさんは、自身がスライサーということで、スライサー視点で様々な動画をアップされていて人気がります。
Pika golfさん自身は、日頃、Mグローレを推されていますので、SIMグローレはその後継モデルということで、Mグローレと比較されながら試打されています。
SIMグローレを試打した感想・評価など、主だったところをピックアップしてみます。
- 打ってみると、SIMグローレはグローレと違う。
- Mグローレとは別物。
- あまりつかまらない。スライスが出る。
- クラブは軽く感じられ、SIMを軽くした感じ。
注目のつかまりについて、「SIMグローレはつかまらない」と述べられていて、「スライスが出る」とのことです。
スライサーの方にとっては、気になると言うか残念な情報かもしれません。
テーラーメイドはドローバイアスをアピールしている
出典:テーラーメイド
テーラーメイドとしては、ヘッド内外に23.5gのドローバイアスウェイトを搭載していて、ドローバイアスであることを全面に出してアピールされています。
しかし、一般ゴルファーの感想としては、Mグローレの方がつかまると評される声が多く聞かれます。
個人的には、Mグローレの後継でスライサーを意識したというより、グローレシリーズのドライバーのはずが、SIM系列の一番ソフトめのドライバーと考えるのが一番しっくりくるように思います。
キャロウェイでも、MAVRIKドライバーというスタンダードモデルの他に、MAVRIK MAXドライバーがあって、さらに軽いMAVRIK MAX FASTドライバーがあります。
テーラーメイドでは、SIM MAXドライバーというアベレージゴルファー向けのスタンダードモデルの他に、つかまりの良いSIM MAX Dドライバーがあり、子の下にSIMグローレを位置づけると、調度良いように思います。
いうなれば、キャロウェイで言うところのMAVRIK MAX FASTドライバーです。どちらも可変スリーブが無く、ドローモデルで軽量という点でも、特徴が似ています。
現在までに一般ゴルファーから聞こえてくる声を聴く限りでは、スライス改善を期待する場合、Mグローレも同時に試されることをオススメします。