ゴルフは、色々なところで出費が嵩むスポーツです。特にゴルフクラブはドライバーからパターまで一通り揃えるわけですが、これがかなりの金額になります。
特にゴルフを始めたばかりの初心者ゴルファーともなると、ゴルフクラブだけでなく、ウェアやシューズ、バッグにボールと、目眩が起きそうなぐらい揃えるものがあります。
そこで、本記事でおすすめしたいのは、中古クラブの上手な活用方法です。
目次
最初のドライバーは、ニューモデルから選ばない
ドライバーはゴルフクラブの中で最も高価なアイテムです。
例えば、初心者に人気のあるダンロップのゼクシオイレブンドライバーは、定価で88,000円です。
大手のゴルフショップに足を運んで20%OFFで購入しても70,400円です。
最初に揃えるゴルフクラブとしては、最新のピカピカのモデルを購入したい気持ちになると思います。ただ、ゴルフを始めたばかりの時点では、自分のスイングや弾道を把握し、また、それにあったクラブを探し出すのはなかなかの難義です。
そこで、ニューモデルで揃えることを、まずは一度、断念して、最初は中古クラブで選ぶことをオススメします。
ゴルフクラブにはルール上限値がある
ニューモデルではなく、中古クラブをおすすめする理由は、値段以外にもう一つあります。
ゴルフはルールが細かなところまで定められていて、ゴルフクラブやボールなどの道具にもルールが存在します。
具体的には、飛距離の性能を左右する反発性能や、ヘッドサイズやクラブ長さにも上限値があります。
この点を別の見方をすれば、古かろうが新しかろうが、ルール上限のギリギリの性能のものが開発されています。
勿論、開発メーカーは日々研究開発を進めていますので、ルール上限内で工夫を凝らしたものがありますが、そこまで大きな性能の差はないとも言えます。
激安の中古のドライバーを2、3本買おう
そこで、初心者の方におすすめしたいのは、いきなりニューモデルを高額で買うのではなく、激安な中古のドライバーを何本か購入することです。
1万円ぐらいのものを、できれば3本、予算を抑えたければ2本です。
中古ゴルフショップでも試打させてもらえるところは多数ありますので、1万円の予算でおすすめモデルを相談して、4~5本候補を挙げてもらうと良いでしょう。
その中から、使いやすいものを2~3本に絞って購入しましょう。
練習場でじっくり打ち込んで、自分のエースドライバーを決める
2~3本、購入しましたら、後は練習場で打ち込んでみましょう。
打ち出しの高さ、方向性、スピン量(吹け上げるかどうか)など、どのドライバーが最も使いやすいか、じっくり吟味しましょう。
使いやすいけど打ち出しの高さだけが合わないのであれば、そのクラブを下取りにもっていて、同じモデルの別ロフトに買い替えるという方法もとても有効です。
最終的にはニューモデルを購入しても良い
色々なドライバーを打ち込んでみると、自分に合ったメーカーやシリーズが分かってくることがあります。
「ダンロップのゼクシオは真っすぐ打てる」とか、「ヤマハのinpresは振りやすい」とか、フィットするものがあれば、ゆくゆくはそのシリーズのニューモデルを検討してみると良いでしょう。