テーラーメイドから発売のSIM2 MAX-Dドライバーについて、スペック・シャフト・発売日・発売価格などをまとめました。
目次
SIM2 MAX-Dドライバー
テーラーメイドから発売のSIM2シリーズは、低スピンタイプのSIM2ドライバー、直進性と寛容性に優れたSIM2 MAXドライバー、さらにそのドロー仕様のSIM2 MAX-Dドライバーで、合計3種類のモデルがあります。
このラインナップは前作であるSIMシリーズと変更がありませんので、移行を検討されている方は、スムーズに乗り換えることができそうです。
なお、前作のSIMではドローモデルが後から日本で発売となりましたが、今回のSIM2では、初期リリースの時点から日本モデルが発売となっています。
フレームにアルミニウムを採用し、軽量化を実現
ドライバーヘッドの軽量化と言えば、軽量チタンとカーボンを駆使することが一般的でした。
しかし、テーラーメイドの今回の新作では、チタンよりも比重が軽いアルミニウム素材を採用しています。
上図のヘッド画像のソールとクラウンの境目にあるブルーのパーツにアルミが使われています。
そして、ソールにはフルカーボンソールが採用され、ドライバーヘッドの軽量化が更に進化しています。
これにより余剰重量が多く生み出され、ドローバイアス、深重心、低重心といった重要ヶ所への配分が実現されています。
前方のウェイトとイナーシャジェネレータがヒール寄り
上の写真左はノーマルタイプのSIM2 MAXドライバー、右はSIM2 MAX-Dドライバーです。
ソール前方に搭載されているウェイトは、右のSIM2 MAX-Dドライバーではヒール側のギリギリのところに配置されています。
さらに、ソールのセンターに縦に走るイナーシャジェネレータ事態も、ドローモデルではヒール寄りに設けられています。
ヘッド後方に22gのウェイトを搭載!前作よりも寛容性がアップ
イナーシャジェネレータの後ろの部分には、22gのスチールウェイトが装着されています。
これにより、深重心・低重心となり、球が上りやすく、ミスに対する寛容性が高くなっています。
前作に当たるSIM MAX-Dドライバーよりも寛容性は高くなっていますので、さらなるやさしさ、ミスの許容性を求める方は、SIM2 MAX-Dドライバーで弾道、そして、スコアが改善する余地がありそうです。
SIM2 MAX-Dドライバーのスペック
ロフト角(°) | 9.5 | 10.5 | 12.0 |
---|---|---|---|
体積(cm3) | 460 | ||
ライ角(°) | 56.0 | ||
長さ(インチ) | 45.75 | ||
クラブ重量(g) | 296(SR) |
SIM2 MAXドライバーのシャフトスペック
シャフト | 硬さ | クラブ重量 | シャフト重量 | トルク | バランス | 調子 |
---|---|---|---|---|---|---|
TENSEI BLUE TM50 (’21) | S | 約299 | 約55 | 4.4 | D2.5 | 中 |
〃 | SR | 約296 | 約53 | 4.8 | D2.5 | 中 |
〃 | R | 約294 | 約51 | 5.0 | D2.5 | 中 |
標準シャフトは、TENSEIのテーラーメイド仕様のものが採用されています。SIM2 MAXドライバーは、その他にツアーAD、スピーダー、ディアマナのシャフト選択がありますが、ドローモデルでは公式サイトに掲載されているシャフトは1種類です。
SIM2 MAX-Dドライバーの発売日・発売価格
SIM2 MAXドライバーは2021年2月19日の発売で、発売価格は標準シャフトで76,000円です。