タイトリストのTSiシリーズに、TSi1ドライバーが追加されました。
前作TSシリーズでもTS1ドライバーは軽量で注目度が高いモデルでした。
TSiの軽量ドライバー、TSi1ドライバーについて取り上げます。
目次
TSiシリーズは1・2・3・4のラインナップ
TSiシリーズは発売当初、TSi2とTSi3の2種類でのスタートでした。
これまでのタイトリストのドライバーは、2と3しかリリースされないことも多かったため、例年通りとも言えます。
とは言え、前作のTSシリーズでは、やはり2と3がリリースされた後で、1と4が突如追加されましたので、今回も1と4のリリースを予想する声は市場からも聞こえてきていました。
そんな中、やはりTSi1ドライバーとTSi4ドライバーが2021年に追加リリースとなりました。
なお、TSi1ドライバーとTSi4ドライバーの情報はアメリカのタイトリストからは発表されていますが、日本のタイトリストからは発表が確認できません。
日本でも発売されると筆者はみていますが、可能性としてはUSモデルのみということも考えられます。
TSi1ドライバーについて
軽量ドライバー
こちらがTSiシリーズに新たに追加となるTSi1ドライバーです。
クラブ重量についてはアメリカの公式サイトに言及がありませんが、軽量クラブとして紹介されています。
アメリカのサイトで商品の詳細を見てみると、クラブ重量の記載がないケースが多々ありまして、日本ほどクラブの全体重量は重視されていないようです。
ヘッド重量、シャフト重量、バランスといった項目は記載されていることが多く、また弾道とスピンの高・中・低の記載も良く目につきますので、日本とアメリカでは注目するポイント・クラブの特徴の表し方が異なるようです。
高打ち出し・中スピン
弾道特性については、打ち出しが高く、スピン量は中程度となっています。
他のモデルでは、スピン量が低・超低となっていますので、スピンが適度に入って揚力が得られます。
対象ゴルファーとしては、以下の特徴がある方になると思います。
- 一般的なアベレージ向けドライバーがやや重く感じる方
- 軽めのヘッドで楽に振りたい方
- 球が上りにくい方
シャローで安心感のある投影
ヘッド形状は丸型で、奥行きが深く取られています。
ソール側には後方にウェイトが装着されていますので、深重心で寛容性を高めたヘッドとなっています。
ヒール寄りにも体積がしっかり確保されていますので、球のつかまりを持たせたヘッド形状に見えます。
球が楽にあがり、つかまりもありますので、パワーが落ちて来たアマチュアゴルファーが楽に扱えそうです。
TSi1ドライバーのスペック
- ロフト角:9.0、10.0、12.0°
- ライ角:59.0°
- ヘッド体積:460cc
- クラブ長さ:45.75インチ
種類 | 硬さ | 重さ | トルク | 弾道 |
---|---|---|---|---|
40 | R3 | 46g | 8.5° | 高 |
R2 | 46g | 8.3° | 高 | |
R | 46g | 8.2° | 高 | |
S | 46g | 8.0° | 高 | |
50 | R2 | 46g | 5.7° | 高 |
R | 46g | 5.5° | 高 | |
S | 46g | 5.4° | 高 |
シャフトは、ALDILA ASCENTの40と50です。
40の方はR3までありますので、柔らかいシャフトが好みな方もカバーされています。
このシャフトスペックのラインナップからも、ヘッドスピードが遅めでゆったりとしたスイングをされる方が楽に扱えそうに感じられます。