テーラーメイドのミニドライバー、Original Oneミニドライバーの日本モデルについて取り上げます。
目次
Original Oneミニドライバーが日本でも販売スタート!
Original OneミニドライバーはこれまでUSモデルのみのリリースでしたが、2019年6月24日より日本のテーラーメイドの公式サイトにも掲載され、日本モデルの取り扱いがスタートしました。
USモデルとヘッドは同一のようですが、シャフト選択に違いがありますので、特徴と一緒にスペック・シャフトについて取り上げます。
Original Oneミニドライバーはドライバー?フェアウェイウッド?
基本的な疑問として、ミニドライバーはクラブの種類としてどこに分類されるアイテムなのか、気になる方もいると思います。
名前にドライバーと付いていますので、基本的にはドライバーに分類されると考えて良いでしょう。実際、R&A、USGAのコンフォーミングリストにも掲載されています。
人によっては、ブラッシー(2番ウッド)に近いという言及も見受けられますが、ティーアップして打てて、ヘッドが275ccとは言え3番よりもかなり大きく、フェースはディープですので、フェアウェイウッドの2番とは言い難いです。
ちなみに、テーラーメイドの公式サイトでは、USでもJPでも、ドライバー・フェアウェイウッドの両方のページで一覧に掲載されています。
Original Oneミニドライバーの特徴
ツイストフェースを搭載
テーラーメイドで2018年から採用されているツイストフェースは、Original Oneミニドライバーにも搭載されています。
フェースを捩じることで、ハイトゥ・ローヒール方向に集中する打点のバラツキに対して、弾道をセンターに寄せ戻してくれます。
スピードポケットを搭載
M3、M4からはスピードポケットという名前でなく、2本のリブが掛けられたハンマーヘッドがドライバーには搭載されていますが、Original Oneミニドライバーではリブがなく、スピードポケットが搭載されています。バックスピンを抑え、スイートエリアを拡大してくれます。
コンポジットヘッドでクラウンは軽量化!
クラウンはチタンボディとグラファイトのコンポジットで、マルチマテリアルとなっていて軽量化されています。マーケティングだけを考えると、M6ミニドライバーとしてしMシリーズとして発売する手もあったと思いますが、そこはテーラーメイドの拘りかもしれません。
ソール部分にはM6と同様に50gのウェイトが搭載され、低重心化が図られています。
Original Oneミニドライバーのスペック・シャフト
スペック
ロフト角 | 11.5° | 13.5° |
---|---|---|
ライ角 | 57° | |
ヘッド体積 | 275cc | |
シャフト | KUROKAGE TM5 2019 | |
クラブ重量 | 321g(S) | |
長さ | 43.75in |
標準シャフトはFUBUKI TM5 2019
標準シャフトと書きましたが、公式サイトではカスタムで受注していますので、シャフトは選択することができます。
公式サイトでスペックが紹介されているのは、KUROKAGE TM5 2019が1種類でして、M5ドライバーの標準シャフトと同一となります。
Original One ミニドライバーの発売日と発売価格
Original Oneミニドライバーの日本モデルは、2019年6月24日からカスタムの販売が開始されています。販売価格はKUROKAGEが装着されたモデルで58,000円となっています。
なお、大手ショッピングサイトでも発売されていますので、公式サイトからでなくても購入可能です。
また、引き続きUSモデルも販売されていますので、USモデル専門サイトでも購入可能です。