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ヤマハ RMX VDドライバーのスペック・シャフト・発売日・発売価格

目次

RMX VDドライバー

RMX VDシリーズのドライバーは2種類

ヤマハから2022年モデルとして発売のRMX VDシリーズは、これまでのRMX 2016年、2018年、2020年モデルと同様に2種類が発売となっています。

ネーミングが少し変わりまして、従来までは年数を表す数字が付されていましたが、今作ではRMX VD、RMX VD59となっています。

VDは、VectorとDirectionの略で、曲がらないドライバーという意味が込められています。

<RMX VDドライバー>

  • ツアープロが迷いなく振り切ることができる、つかまり過ぎない形状の460cm3ヘッド。
  • 大きく重心角調整ができ、慣性モーメントが変わらない「RMX VDウェイトシステム」搭載。
  • 操作性と高い直進安定性を両立した。

<RMX VD59ドライバー>

  • 圧倒的直進安定性をすべてのゴルファーに。
  • ヤマハ独自の調整ウェイト搭載。
  • ルール上限に迫る5,820g・cm2の慣性モーメントを維持したまま、インパクト姿勢が調整可能な「RMX VDウェイトシステム」。
  • 理想のスクエアインパクトと高い直進安定性をすべての人に。

ヘッドの特徴から見た前作とのつながりは、RMX120ドライバーの後継がRMX VDドライバー、RX220ドライバーの後継がRMX VD59ドライバーということになります。

ドロー・フェードのウェイト調整機能

今回のRMX VDシリーズで最も特徴的なのが、ソール後方に搭載されたウェイト調整機能です。

キャロウェイでよく見かける形状で、レールの上でウェイトをスライドすることができ、これにより重心角・重心距離が変わり、ボールのつかまりを変えることができます。

ここまでは他者でも搭載されている機能ですが、RMX VDシリーズで驚きなのは、ウェイトを移動させても慣性モーメントが変わりません。

どのように実現されているのかは明らかにされていませんが、5,003g・cm2の慣性モーメントを維持しながら、重心角を26.5~31°の範囲で調整することができます。

これまでウェイト調整機能で寛容性が変わることを懸念されていた方も、安心して弾道調整を行うことができます。

RMX VDドライバーの評価

マーク金井氏によりRMX VDシリーズの全モデルを試打されています。

RMX VDドライバーの方が、RMX VD59ドライバーよりもウェイトの調整機能のレール幅が広くなっていて、弾道は打ちたい方向に、持ち球が出ると感想を述べられています。

慣性モーメントの違いについては、見た目では安心感が変わるが、打ってみた弾道では違いが分からないとのことで、小ぶりなRMX VDドライバーも十分な慣性モーメントが発揮されているようです。

大古場プロによる試打動画です。RMX VDシリーズの2種類のドライバーを比較試打されています。

最近では珍しく、ソールした時にフェースが被らないため、上級者に好まれるヘッドと評価されています。

ヤマハのプロも移行が進んでいて、顔が良いそうです。

RMX VDドライバーのクラブスペック

ロフト角(°) 9.5 10.5
長さ(インチ) 45.5
ヘッド体積(cm3) 460
ライ角(°) 57.0

RMX VDドライバーのシャフトスペック

Diamana PD 50

フレックス S
重量(g) 53.5
トルク(°) 4.8
バランス D2
調子 中元

SPEEDER NX 50

フレックス S
重量(g) 54.5
トルク(°) 4.6
バランス D2
調子 中調子

TOUR AD UB-5

フレックス S
重量(g) 57
トルク(°) 4.4
バランス D2
調子 中調子

RMX VDドライバーの発売価格

RMX VD59ドライバーの発売価格は、¥97,900(税込)です。

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