ダンロップから発売のゼクシオ 11代目モデル、ゼクシオイレブン。2020年モデルとして発売されるモデルは、従来と異なり2種類となっています。
レギュラーモデルのゼクシオイレブンドライバー、そして、新たに誕生したゼクシオXドライバーについて、違いを取り上げます。
ゼクシオの2020年モデルの購入を検討されている方は、両者の違いから、どちらのモデルが自分に合っているか比べてみてください。
目次
ゼクシオ11代目となる2020年は、2種類のドライバーが発売!
ゼクシオ20年目となる2020年モデルは、ゼクシオ11ドライバーとゼクシオXドライバーの2種類が発売となっています。
ゼクシオ11ドライバーは、ゼクシオのレギュラーモデル、ゼクシオXドライバーはヘッドスピードが速い人向けのモデルです。
前作のゼクシオ10ドライバーまでは、レギュラーモデルと重めのシャフトのMiyazakiモデルがありましたので、ゼクシオXは、Miyazakiモデルユーザー向けと考えられます。
ここがPOINT!
- ゼクシオ11ドライバーは、従来のゼクシオユーザー向け
- ゼクシオXドライバーは、しっかり叩きたい従来のMiyazakiモデルユーザー向け
ゼクシオ11ドライバー
ゼクシオ11ドライバーは、20年目を迎えたゼクシオの令和初となる注目のモデルです。11代目、20年目、新元号下で初ということで、全く新たなモデルが出るのではという噂もありました。
デザイン面では直線的なラインが多く、カラーリングもシックで、これまでと変わってシャープになりましたが、基本性能面ではこれまでのゼクシオを引き継いだものとなっています。
ゼクシオXドライバー
ゼクシオXドライバーは、ヘッドスピードが速めの人向けのモデルです。ゼクシオ10では、しっかり叩けるMiyazakiモデルという、Miyazakiシャフトが装着されたモデルがありました。
ゼクシオXドライバーは、ゼクシオ11とヘッド構造が異なっていて、チタンとカーボンのコンポジット構造となっています。
クラブ重量は、ゼクシオXの方が約20g重い
モデル | ゼクシオ11 | ゼクシオX |
---|---|---|
クラブ重量 | 280g | 299g |
ヘッド体積 | 460cc | 460cc |
ボディ素材 | Ti811Plus | Ti811Plus CFRPコンポジット |
ゼクシオと言えば軽量モデルの代表的な存在ですが、ゼクシオ11ドライバーは、前作よりも10g重量アップしています。ゼクシオXの方は、ゼクシオ11よりもクラブ重量が19g重い299gとなっていますので、一般的な20~40代ぐらいの男性向けのモデルと同じ重量感です。
これまでゼクシオは軽量化の一途を辿ってきましたので、重量設計で大きな変更がなされたと言って良いでしょう。
最大のポイントは、グリップエンド側にシリコンラバーブッシュが搭載され、クラブ重心がグリップ側に寄せられている点です。
重心がグリップ寄りになることで、ヘッドが軽く感じられますので、ヘッド重量負荷が抑えられ、スイング始動からトップポジションでブレが少なくなります。
安定した始動、安定したトップポジションからは、より安定したインパクトと弾道が導かれます。
シャフトは、ゼクシオXの方が重く・短い
モデル | ゼクシオ11 | ゼクシオX |
---|---|---|
シャフト | MP-1100 | Miyazaki AX-1 |
長さ | 45.75インチ | 45.5インチ |
重量(SR) | 40 | 45 |
トルク(SR) | 6.4 | 5 |
調子 | 中 | 中 |
シャフトは両方のモデルともカーボンですが、重量はゼクシオXドライバーの方がスペックSで5g重い45gとなっています。トルクも1.4小さい5°で、しっかりめのシャフトとなっています。
プレスリースにて、ゼクシオXの方は「もっとしっかり振り切りたいゴルファー向け」と説明されていますので、シャフトに趣旨がよく表れています。
ロフト角はカバーレンジが1°違う
基本スペック面では、ロフト角のラインナップに違いがあります。
ゼクシオ11ドライバーは、9.5、10.5、11.5°の3種、ゼクシオXドライバーは8.5、9.5、10.5の3種となっています。
フェース角
フェース角は、左のゼクシオ11ドライバーの方が1°クローズ、右のゼクシオXドライバーの方が0.5°オープンとなっています。
ゼクシオXドライバーの方がアドレスした際にやや左を向き、つかまりを感じさせますので、ボールをしっかりつかまえたい人は安心感が得られます。
ヘッド形状
ヘッドサイズのデータは公表されてないようですが、クラウンの形状を見る限り、ゼクシオ11の方がストレッチが長く見えます。
ストレッチが長いモデルは、重心が深くなることでミスへの許容度が高まり、弾道の直進性が増します。これは言い換えると、真っすぐ飛ぶフェース面上のエリアが増えることになりますので、ゼクシオでは反発エリアの拡大という説明の仕方をしています。
ゼクシオ11ドライバーとゼクシオXドライバーの発売日と価格
どちらのドライバーも発売日は2019年12月7日が予定されています。発売価格にてついてもどちらも80,000円+税となっています。