笹生優花が2021年の全米女子オープンで大会史上最年少での優勝を成し遂げました。
若干19歳にしてメジャー制覇を成し遂げ、一躍、注目の世界レベルでの選手となりました。
笹生優花は大手のメジャーなゴルフクラブメーカーとは用具契約を結んでいないことから、使用しているクラブに注目が集まっています。
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笹生優花がメジャーで使ったドライバーは、テーラーメイドのSIM2 MAXドライバー
全米女子オープンで笹生優花が手にしていたドライバーは、テーラーメイドの2021年モデル、SIM2シリーズから発売のSIM2 MAXドライバーです。
系譜としては、SIM MAXドライバー、M6ドライバー、M4ドライバーが同じ系統のモデルとなりまして、寛容性・直進性が備わったドライバーです。
ロフト角は9.5°
笹生優花はウッド系の用具契約を結んでいないことから、ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッドといったあたりは、自分で気に入ったものをチョイスしているということになります。
メーカーとのしがらみがない中で選んでいるため、良いクラブ・自分に合うクラブを選んでいるということになります。
SIM2 MAXドライバーは、ロフト角の標準値が9.5°、10.5°、12.0°の3種類あり、笹生優花が使っているのは9.5°と言われています。
SIM2 MAXドライバーには、可変スリーブによるロフト角・ライ角・フェース角の調整機能がありますので、設定を変えている可能性も考えられますが、9.5°より立てているということは無いのではないかと思います。
女子プロゴルファーにはSIM2 MAXドライバーが人気
テーラーメイドのSIM2シリーズは、SIM2ドライバーとSIM2 MAXドライバーがあり、さらにドロー仕様のSIM2 MAX-Dドライバーがあります。
プロに人気のモデルはアスリート向けでやや小ぶりなSIM2ドライバーですが、男子プロゴルファーの一部や女子プロゴルファーには寛容性・直進性・つかまりがあるSIM2 MAXドライバーが人気となっています。
松山英樹もスリクソンのZX5ドライバーに乗り換える前は、SIM MAXドライバー、SIM2 MAXドライバーを使っていましたので、「MAX」だからといってアベレージゴルファーだけが使うモデルということではなくなっています。
SIM2シリーズの3種のドライバーの違い・特徴
SIM2シリーズの3種類のドライバーについて、違いや特徴を詳しく解説されています。
テーラーメイドのドライバーは、基本的にフェードバイアスだと言われていますので、スライスを抑えたいという方は扱いにくいかもしれません。
右へのミスが出やすい方は、ドロー仕様モデルから検討されると良いと思います。ただし、テーラーメイドのドライバーは、ドロー仕様タイプで他メーカーのニュートラルぐらいと評されることが多いです。