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スライサー向けドライバー おすすめランキング 2022について
ゴルファーの抱える悩みで最も多いのは、スライスとも言われています。
ゴルファーの80%ほどがスライサーという統計データもあるようですし、実際、大手メーカーからもスライス改善のドライバーが毎年のように発売されています。
この記事では、主に初心者~中級者を対象として、スライス改善におすすめのドライバーを紹介します。
スライス改善に効果的なドライバーとは?
ドライバーは様々なタイプ向けのモデルがあります。ヘッドスピードが速い人・遅い人、スピンが多い人・少ない人、そして、スライスが出る人・フックが出る人などです。
スライスについては、いくつか重要な設計項目があり、主なものとして、重心角、重心距離が挙げられます。
スライスの原因は、インパクトの際にフェースが開いていることが主な原因です。重心角が大きく設定されていると、フェースが返ろう(戻ろう)とする力が働きやすく、また、重心距離が短いとフェースを自分で返すのが容易となります。
それでは、スライス改善におすすめのドライバーについて、ランキング形式で紹介します。
第1位 PRGR egg44ドライバー
PRGRから2021年後期に発売されているegg44ドライバーは、クラブ長さが短尺の44.5インチで、ミート率を高めて飛ばせるドライバーです。
クラブが短い分、正確にミートしやすくなりますので、左右のブレも出にくくなります。
重心角はロフト角別に違いがありますが、9.5°で32°、10.5°で34°と大きめに設定されています。
重心角が大きいことで、ヘッドが返りやすく、スクエアでのインパクトを迎えやすくなります。
長尺で振りにくさを感じているスライサーの方に、是非、試してみてもらいたいドライバーです。
第2位 ブリヂストン B3 DDドライバー
ブリヂストンのB3シリーズには、SDとDDの2タイプあります。スライサー向けでおすすめなのは、ドロー仕様のDDの方です。
ドローウェイトが搭載されていて、ヘッドが返りやすくなっているのに加えて、クラブ重量がRで278g、SRで280gとかなり軽めになっていますので、楽に振りやすくなっています。
ヘッドが重くてスクエアに返すのに難しさを感じる方、一般的なドライバーでは重すぎると感じる方にオススメのドライバーです。
第3位 ヤマハ インプレスUD+2ドライバー
ヤマハのインプレスUD+2から発売の2021年モデルです。シリーズ3代目となるこのモデルは、従来通り大きな重心角(33°)を持ち、ヘッドが返りやすい重心設計となっています。
フェース面もグース気味で、構えた時につかまりやすさを感じやすいのもプラスポイントです。
従来モデルよりも慣性モーメントが大幅にアップしていて、弾道がブレにくくなっていますので、打点が左右にズレやすい方におすすめのドライバーです。
第4位 キャロウェイ ローグST MAX Dドライバー
キャロウェイのローグSTシリーズから発売のドローモデルです。
ローグSTシリーズのドライバーは、プロパーモデルが4機種ありますが、ヘッド後方にタングステンウェイトを搭載していて、どのモデルも寛容性に優れています。
ローグST MAX Dドライバーは、ヒール位置にドローウェイトがあり、球のつかまりを良くしてくれます。
なお、大幅なスライス改善というより、やや右に曲がりやすい方向けのドローモデルです。
第5位 ダンロップ ゼクシオイトゥエルブドライバー(XXIO 12)
ゼクシオのシリーズ12代目となるゼクシオ12ドライバーです。
デザインは、ゼクシオ11で直線的なシャープなデザインになりましたが、ゼクシオ12で従来のデザインにやや戻り、やさしさが感じられます。
ゼクシオ11で採用されたカウンターバランス(ウェイト・プラス・テクノロジー)により、ヘッドの重量負荷が抑えられ、スイング挙動が安定しやすくなっています。
スリクソンで培われたリバウンドフレームテクノロジーがゼクシオレギュラーモデルにも採用され、ヘッドの撓みの力でボールスピードが出やすくなっているのも大きな特徴です。
ゼクシオは、構えやすさ、球の上がりやすさ、つかまりの良さ、爽快な打音が備わっていて、総合力が高く、あらゆる面でアマチュアゴルファーが扱いやすくなっています。
まとめ
スライサー向けのドライバーについて、2022年でおすすめのモデルをまとめました。
メーカーによっては商品サイクルが2年・3年のところもあるため、発売が2022年より前のものもありますが、現時点で各社の最新モデルから選んでいます。
スライスは、合わないクラブを使うことで出てしまったり、程度が大きくなってしまうことがありますので、より自分のスイングにあったクラブを選ぶことで、真っすぐ安定した弾道が出やすくなります。